nは屈折率、xはスペクトル線あるいは波長。
本カタログの無色光学ガラスの屈折率は表1中の20スペクトル線の屈折率で表示して、最小偏差角法によって測定されます。
試験装置: ドイツtrioptics会社 spectromaster uv 可視赤外線精密屈折計;
測定の精度: 紫外バンド ± 3×10-6、目に見える光バンド ±2×10-6、近赤外バンド ±5×10-6
サンプルの要求:脈理と泡と石は目で見えない程度、応力複屈折レベル 1 級。
特別なご要望があれば、波長253.65nm~14μmの範囲内でいずれのスペクトル線の屈折率の測定値を提供できます。
365.01nm~ 2325.42nmのスペクトル範囲で、波長の屈折率が表示されないとショット式 (1) で計算できます。
ここで: a0~a5—計算定数;
λ—波長, μm;
n—屈折率 (目に見える光バンド: ±1×10-5)
表1
光谱线spectral line | 光源 light source | 波长(nm) wavelength | 光谱线 spectral line | 光源 light source | 波长(nm) wavelength |
i | hg | 365.01 | c | h | 656.27 |
h | hg | 404.66 | r | he | 706.52 |
g | hg | 435.84 | a' | k | 768.19 |
f' | cd | 479.99 | s | cs | 852.11 |
f | h | 486.13 | t | hg | 1013.98 |
e | hg | 546.07 | nd 激光 | 1064.00 | |
d | he | 587.56 | hg | 1128.64 | |
d | na | 589.29 | hg | 1529.58 | |
he-ne | he-ne 激光 | 632.80 | hg | 1970.09 | |
c' | cd | 643.85 | hg | 2325.42 |
本カタログの非球面レンズ用ガラス(すなわち: d オープニングガラス)は-30℃/h の冷却速度でアニールしたときに屈折率が本カタログ基準値に調整できます。d線の屈折率は冷却速度に対する屈折率変化量βd、冷却速度 s でアニールしたときの屈折率ndは (2) の式で求められます。
その他のスペクトル線の冷却速度に対する屈折率変化量に対して、ご要望がある場合にも提供することができます。
中部分散はnf-nc或はnf'-nc'です。
アッベ数υd、υeはそれぞれ次式によって求めています:
相対部分の分散は任意のスペクトル線で計算できます。例:波長xとyの相対部分の分散比は公式(5)で表示します。
カタログの中には硝種によって、pd,c、pe,d、pg,fとp'd,c'、p'e,d、p'g,f'値で表示されます。
アッベ公式に基づいて、大多数の「正常ガラス」が、次の公式は成立的です。
相対部分の分散の偏差値△px,yの数値が次式によって求めています:
△pg, f, △pf, e, △pc,t and △pc,s:
h-k6とf4を基準として、公式(8)によって、△pg,f、△pf,e、△pc,t和△pc,sを算出できます:
光学ガラスの屈折率は温度によって変化します。その変化は屈折率の温度係数dn/dtで表示しています。屈折率の温度係数は乾燥的な空気中での相対屈折率の温度係数 (dn /dt)rel.(101.3kpa)と真空中での絶対屈折率の温度係数(dn/dt)abs.を表示します。-60℃~ 160℃の温度範囲に、 20℃毎の実測dn/dtデータが示しています。
絶対屈折率の温度係数は公式(9)によって算出できます、空気の屈折率温度係数dnair/dtは表2を参考します。
表2
このカタログではある温度の絶対屈折率温度係数が記載されない場合、次の公式(10)によって算出できます。
ここで: n(λ,t0) —参考温度で的相対屈折率;
t0—参考温度(20 ℃);
t —目標温度(℃);
δt—t-t0 温度tとt0の差(℃);
λ—真空中の電磁波の波長(μm);
d0, d1, d2, e0, e1and λtk—ガラス硝種により定まる計算定数.
温度範囲: -40℃ to 80℃;
波長範囲: 0.3650 μm to 1.014 μm.
ガラス内部に応力が存在すると、光学性質が変われて、複屈折性を発生します。応力光弾性定数は次の公式(11)によって算出できます:
ここで:
δ—光路差, nm;
φ—サンプルの直径,cm;
f—加えた圧力の大きさ, pa;
b—応力光弾性定数.
本カタログの中に応力光弾性定数の単位:nm/cm/105pa,測定波長:1550nm。
t内部透過率は試験片表面における反射損失の透過率を含まれていなく、二重テスト単一のビームを測定後を計算できます。2 つの厚さの異なる試料の透過率を計算して取ります。
試験装置: 日立 uh4150 uv-vis-nir分光光度計
測定の精度:±0. 3 %より。
サンプルの要求:泡は一級、脈理はb級。
マニュアルの280~ 2400nm波長範囲内の10mm の内部透過率 (τ10) 、2 つの標本の厚さの差の内部透過率に等しい (12) に計算されます。
………………………………(12)
ここで: τ—10mm内部透過率,
△d—標本の厚さの差 d2-d1 ( d2>d1), mm,
t1, t2—試様d1、d2、試験片表面における反射損失の透過率含む
カタログの中には各硝種の厚さ5mm、10mmの内部透過率を記載しています。
光学ガラスの短波の分光透過特性は着色度λ80(70)/λ5で表示します。厚み10mm±0.1mmの試料の透過率(表面反射損失を含め)は80%と5%を示す波長がλ80とλ5で表示して、5nmを単位としています(整数の1の位数字が二捨三入、七捨八入の原則で決まります)。例えば、透過率80%を示す波長が357nmであり、透過率5%を示す波長が324nmであり、着色度λ80/λ5は355/325であります。図1を参考してください。
また、ne≥1.85の場合、表面反射損失が大きいため、80%の透過率を示す波長の代わりに70%の透過率を示す波長を用いてのように表示します、即ちλ70/λ5で表示します。
着色度は基準値に±10nm内変動幅で管理しています。特別なご要望に対して、小さい公差の材料を提供できます。
厚み10mmのガラスの内部透過率80%と5%を示す波長がλτ80/λτ5によって、着色程度を簡易的に表示します。
“ソラリゼーションδλ”は太陽光線或いは紫外線を長い時間で照射して、光学ガラスの透過率を変化させると言うことです。jogis:04-2005光学ガラスのソラリゼーションの測定方法によって測定します。30mm×12.5mm×10mm のサンプルの両面を研磨し、測定する前に試料の透過率を測定します。サンプルを測定装置に固定され、試料温度を100°c±5℃に抑えて、試料を回転させながら光量が所定値になるような光源で4時間照射します。その後、室温で暗所に保存し、24時間内に分光透過率を測定します。照射前の透過率80%に対応する波長において照射後の透過率の減少を小数点第1位まで%単位で表示します。